酒器と味覚との関係



fs5rc
(Φ50×30,15ml)
口径が小さく椀型で比較的厚みのある縁を持った器は酒の甘味をよく引きだしてくれます。

これは舌の先端の部分が甘味を最も良く感じることによります。

この器で酒を飲むと舌の先に柔らかく少しずつ酒が流れてきます。

fs3rc thin stand
(Φ60×40,18ml)
椀型でも比較的口径が大きく薄い縁を持った器はその酒の様々な味わいの要素を綺麗にまとめてくれます。

これは舌の広い部分に酒が行き渡ることによります。

馬上杯や高坏のように台付の物は器を口に運ぶのに無理が無く、酒の美味さも一段と増します。

ns41c thin stand
(Φ50×40,20ml)
桶型の器では酒が舌の中央付近に流れていきます。

そのため、舌の中程の両側で一番良く感じ取られる酸味が強調されます。

ns2b3r1c thin
(Φ70×35,25ml)
口径が比較的大きく、端反りの有る薄手の椀型の器ではその酒の持つ様々な味わいを素直に出してくれます。

これは酒がゆっくりと舌全体に行き渡ることによります。

その酒の持つ良いところばかりでなく、悪いところも包み隠さず出してくれる、有る意味でとても怖い器です。

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